Webデザインのスクールを探しはじめてすぐに直面する問題。
それは、
スクールがありすぎてどこを受講すればいいかわからない。。。
ということ。
8年前、筆者がWebデザイナーを目指した時もそうでした。
迷いながらも1つのスクールを選んで無事卒業。
デザインメインのWebデザイナーになって8年目です。
この記事では、筆者が未経験だった頃の自分におすすめしたいスクールを厳選して2つご紹介します。
ランキング記事などでよく見る約30校を調査して、下記を基準に選びました。
- プログラミングのみではなく、デザインもしっかり学べる
- 良い口コミが多い
- TwitterでWeb制作系に転職した人が多数確認できた
プログラミングに特化したスクールもありますが、ここではデザインとコーディングをバランスよく学べるスクールを紹介します!
この記事を書いた人
Webデザインとライティングが好きなフリーランス。
フリーランスになるまでは、化粧品メーカーでDM・Webのライティング(4年間)→Web制作会社でデザイン(3年間)をしていました。
【結論】転職に本当におすすめのスクール2校
- 【1番おすすめ】現役デザイナーから実践的なスキルが学べる
- 学習内容・良い口コミ・コスパのバランス◎
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの特長・強み
- クリエイター養成スクールとWeb制作会社がタッグを組んで運営
- 現役クリエイターからフィードバックをもらえる
- 卒業後も無期限で転職サポートを受けられる
クリエイター養成スクールとWeb制作会社がタッグを組んで運営
デジタルハリウッド STUDIO by LIG(以下デジLIG)は、クリエイター養成スクールのデジタルハリウッドとWeb制作を行う株式会社LIGが業務提携して運営しているスクール。
デジLIGの何よりの強みは、多くのプロを輩出したデジタルハリウッドのカリキュラムをLIGの現役クリエイターから学べることです。
ちなみに、私が8年前通っていたスクールはもうないのですが、当時私にWebデザインを教くれた講師が今はデジLIGのトレーナーでした。丁寧に教えてくれる優しい先生でしたよ!
デジタルハリウッド
1994年、デジタルの未来予見し創立して約30年。9万人以上の卒業生が国内外で活躍しています。
株式会社LIG
Webサイト制作・システム開発・デジタルマーケティングを行うプロ集団。
現役デザイナーからフィードバックをもらえる
Webデザインはトライアンドエラーを繰り返すことでしか成長できません。
効率良く学んでいくには、その制作物のどんなところが良くなかったのか、どうしたら良くなるのかを知り、次に活かすこと。
デジLIGでは、LIGで働く現役デザイナーがを直接フィードバックを行なっています。
先輩デザイナーからのフィードバックは、普通は就職しないと経験できません。在学中にそれが経験できるのは、とっても貴重です。
また、より実践的な課題制作とフィードバックに特化した即戦力デザイン集中講座やデジLIGの実務にチェレンジするチャンスもあります。
実務的な内容がこんなに充実しているスクールはデジLIG以外にないといっても過言ではありません。
未経験で転職するには、スクールでいかに実務に近い経験ができるかも大切なポイントです。
卒業後も無期限で転職サポートを受けられる
ポートフォリオ・履歴書の添削・転職カウンセラーとの面談を卒業後も期間の制限なく受けることができます。
スクール卒業後、本当に転職・就職できるのか不安になるものです。
手厚いサポートが受けられるのは頼もしいですね。
デジLIGのおすすめコースと詳細
コース名 | Webデザイナー専攻 |
受講スタイル | オンライン・通学 |
スクール所在地 | 上野・池袋・大宮・北千住・川崎・町田 |
学べるスキル | デザインの基礎原則・デザインの企画提案・Webサイトの構成・オリジナルWebサイト制作・レスポンシブデザイン・Illustrator・Photoshop・Adobe XD・HTML/CSS・JavaScript・jQuery・名刺・バナー作成・画像加工・画像切り取り・サイト作成の流れ・デザイナーのためのフォント概論 ・Web概論 |
受講期間 | 6ヶ月 |
料金 | 分割:¥5,400〜 一括:¥495,000 |
転職サポート | ポートフォリオ・履歴書の添削・個別面談 |
案件・求人紹介 | 案件紹介あり |
質問サポート | オンライン・オフラインともに無制限 |
無料相談・体験 | 個別相談会(来校またはオンライン) |
その他特徴 | ソフトの特別価格購入 コワーキングスペース無料利用 メンターサポートあり |
デジLIG卒業生のインタビュー
卒業生の声
記事を読むと未経験からWebデザイナーになった実際の流れがわかって自分のキャリアをイメージしやすくなりますよ。
デジLIGを検討していなくてもWebデザイナーを目指すなら読んでおきたいコンテンツです。
デジLIG在学生&転職者のツイート
TechAcademy(テックアカデミー)
テックアカデミーの特長・強み
- 通過率10%を突破した現役デザイナーによる学習サポート
- 初めての仕事を必ず紹介してもらえる
- 学習内容・サポートが充実しているのに安い
通過率10%を突破した現役デザイナーによる学習サポート
テックアカデミー
テックアカデミーというと、プログラミングのイメージがありますが、デザイン系のコースも充実しています。
また、「オンライン完結」のスクールは、1人で学習を進めていく独学の延長のようなものを想像しませんか?
テックアカデミーでは、オンラインのマイナス要素である「1人学習」をカバーするためのサポート体制が整っています。
その1つが厳しい審査(通過率10%!)をクリアした現役デザイナーがパーソナルメンターとしてつくこと。
メンターによるサポート内容
- 週2回のマンツーマンメンタリング(ビデオチャット)
- 毎日15時〜23時のチャットサポート
- 回数無制限の課題レビュー
せっかくスクールに入ったのに、挫折してしまっては残念だしもったいない。
実務を知っているメンターに、不安や疑問をこまめに相談できるのは安心ですね。
Webデザインコース
初めての仕事を必ず紹介してもらえる
未経験から転職するのに、何よりのネックになるのは実務経験がないこと。
Webデザインコースを受講すると、卒業生限定の副業サポートを行なっているTechAcademyワークスの利用が可能です。
実力判定テスト合格後、1ヶ月以内の案件紹介が保証されているほか、現役のプロから進行管理や制作物のアドバイスを受けることができます。
クラウドワークスなどで受注した初案件を1人で進めるには、不安がつきもの。相談できる人がいるのは、頼もしすぎますね。
サポートしてもらいながら実務経験を積めるなかなかないチャンス。
案件を納品した実績があれば、転職する際に有利です。
学習内容・サポートが充実しているのに安い
テックアカデミーの強みはコスパの良さです。
4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン | 16週間プラン | |
---|---|---|---|---|
(税込) | 料金社会人174,900円 学生163,900円 | 社会人229,900円 学生196,900円 | 社会人284,900円 学生229,900円 | 社会人339,900円 学生262,900円 |
メンタリング | 7回 | 15回 | 23回 | 31回 |
チャットサポート | 15〜23時(8時間) | 15〜23時(8時間) | 15〜23時(8時間) | 15〜23時(8時間) |
(1週間) | 学習時間の目安40〜50時間 | 20〜25時間 | 14〜18時間 | 10〜13時間 |
たっぷりと時間を取れる人は4週間プラン、仕事や家事の合間に少しずつ学びたい人は12/16週間プランなど、柔軟にプランを選ぶことができます。
4週間プランは、メンタリングなどの回数は少なくなるものの他のスクールと比べると格安。
最長の16週間プランでも安い方です。
また、他のコースも充実しているので、Webデザインコースで学んだ後に、もし「デザインをもっと深く勉強したい」「プログラミングが向いていそうだからもっと知識をつけたい」などとなったらテックアカデミー内でチャレンジできるのも魅力です。
テックアカデミーの主なコース
- デザイン実践ポートフォリオ
- UI/UXデザイン
- Webマーケティング
- Java
- PHP/Laravel
- Webアプリケーション
- WordPress
- WiX
テックアカデミーのおすすめコースと詳細
コース名 | Webデザインコース |
受講スタイル | オンライン |
学べるスキル | レイアウト/配色/タイポグラフィ・Webデザイン原則・HTML/CSSの理解とコーディングスキル・画像加工・ワイヤーフレームの理解・モバイルデザインの理解とレスポンシブデザイン対応・jQuery/Sassによる効率的な制作・オリジナルWebサイトのデザインスキル・Photoshop |
受講期間 | 4週間|8週間|12週間|16週間|から選択 |
料金 | 【4週間プラン】社会人:¥174,900|学生:¥163,900 【8週間プラン】社会人:¥229,900|学生:¥196,900 【12週間プラン】社会人:¥284,900|学生:¥229,900 【16週間プラン】社会人:¥339,900|学生:¥262,900 【分割払い】社会人:¥7,288〜|学生:¥6,830〜 |
転職サポート | 卒業後の無料キャリアサポート、企業紹介、スカウト |
案件・求人紹介 | 案件紹介あり |
質問サポート | メンタリング・チャットサポート |
無料相談・体験 | 無料相談 |
その他特徴 | 副業1件目の獲得を保証 Adobe CC3ヶ月分(18,744相当)無償提供 マンツーマンメンタリング |
テックアカデミー在学生&転職者のツイート
難しい課題にも前向きに取り組んで最後まで学習して転職しているのが分かりますね!
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Webデザインのスクールは無駄なのか?
無駄ではないがスクール選びを失敗することもある
「Webデザインをスクールで学ぶのは無駄」
スクール選びを進めていると、こんな言葉を目にすることがあります。
以前記事にも書いたのですが、筆者はスクールがおすすめ派。
挫折しにくく、カリキュラムで効率よく学習することができるからです。
参考記事
しかし、
- デザインが全然学べなかった
- 質問できる環境が不十分だった
- 転職に必要な知識や制作物が得られなかった
など、スクールが無駄だったと思った人が一定数いることは確かです。
無駄にしないためには、自分の目的に合った良いスクールを選ぶのが必須。
ぜひ以下の「失敗しないためのチェックポイント」を参考にしてくださいね。
失敗しないためのチェックポイント
- 目的に合ったカリキュラム・サポートはあるか
- どんなサポートやサービスがあるか
- 経験豊富なデザイナーから学べるか
- 無料体験(相談)の時の直感を大切に
目的に合ったカリキュラム・サポートはあるか
Webデザイナーになるには、最低限↓のデザイン制作からコーディングの知識が必要です。
まずは、カリキュラムをチェックしてWebサイト制作に必要な知識がしっかり学べるかを確認しましょう。
デザイン系の知識
- デザインのルール(レイアウト・配色・タイポグラフィーなど)
- Photoshop/Illustrator(デザイン制作ツール)
- Figma(またはXD)など(UI/UXをデザインするツール)
コーディング系の知識
- HTML・CSS・JavaScript(コーディング)
- Webについて(ドメイン・サーバーなど)
特に3のFigma(またはXD)は、カリキュラムに含まれていないスクールもあります。
ですが、今は使っているWebデザイナーがとても多いです。
私は後から自分で学びましたが、スクールで学べる機会があるのならやっておいた方がいいと思います。
また、スクールの中にはプログラミングメインのコースしかないところがあります。
ここまで記事を読んでくださった方は、エンジニアではなくWebデザイナーになりたい方が多いと思うので、デザイン面のカリキュラムがあるかもしっかりチェックしてくださいね。
どんなサポートやサービスがあるか
独学ではなくスクールで学ぶ最大のメリットとも言っていいのが、サポートやサービスがあること。
例えば、質問や相談できる環境があるか、転職サポートがあるかなど。
未経験からWebデザイナーを目指す場合には特に、動画や講義を聞いているだけでは解決できない疑問点がたくさん出てきます。
それをこまめにクリアにしていくのが、Webデザイナーになるための近道。
どのスクールも質問や転職、挫折しにくいサービスなど、ある程度のサポート体制は整っています。
ただ、回数などはスクールによってまちまち。
サポートやサービスも一度確認をして、自分に合っているものを選ぶと◎です。
経験豊富なデザイナーから学べるか
実務経験がなくても講師になれるスクールもありますが、できれば現役Webデザイナーから学びたいものです。
Web業界の変化はスピード感があります。
その時のデザインのトレンド、ツールなど、Webデザインに求められることが変わる中で、現役Webデザイナーが講師のスクールは魅力的です。
私も現役の講師の授業を受けていました。
授業に実務の話を織り交ぜてくれたり、転職後の質問をした時も現役ならではの話をしてくれましたよ!
無料体験(相談)の時の直感を大切に
誰でも少なくとも2〜3校は無料体験・相談を受けると思います。
その時のファーストインプレションも大切だと私は思っています。
というのもある程度口コミの良いスクールは、Webデザイナーに必要な基本的な知識はきちんと学べます。
そして、挫折しないためのサポートや転職支援などのサービスも充実しています。
何回も利用するところなので、雰囲気がいいとか、オンラインならばシステムが使いやすそうとか、サポートが良さそうとか、自分と合っていそうという直感も大切だと思います。
未経験だった私は、正直内容についてはよくわからず、最終的に雰囲気で決めました。
最後まで受講してWebデザイナーに転職できたので、直感を信じて良かったなと思っています。
ある程度調べたら無料体験・カウンセリングを受けよう
学ぶべきこと・スクールの種類など一通り調べたら、いくつか無料体験やカウンセリングを受けると学習のイメージが明確になります。
スクールが無料体験やカウンセリングを行っている目的はもちろん受講者を増やすこと。
ですが、こちら側にも「Webデザインの体験ができる」「カウンセラーに疑問や不安を相談できる」などのメリットがあります。
実際に体験してみたり、スクールで学べることやサポート、転職者の情報などを聞くと一気にイメージが湧きますよ。
コーディングとPhotoshopを体験させてもらって当時とてもワクワクしたのを今でも覚えています。
また、いくつか体験してみるとわかるのですが、スクールによって全然雰囲気が違います。
自分に合ったスクール選びをするための判断材料として、ぜひ無料体験・カウンセリングを利用しましょう。
この記事で紹介したWebデザインスクール