日本と世界の『オーガニック認証マーク』をまとめてみました

日本と世界の『オーガニック認証マーク』をまとめてみました

こんにちは。3歳と1歳を子育中のさなです。

子供が生まれてから食品の安全性について気になるようになりました。

口に入れるものすべてオーガニックというわけにはいきませんが、できる範囲でゆるくオーガニック食品も取り入れています。

そこで気になっていたのがオーガニック認証マーク

なんとなくどこかの国のオーガニック認証マークだということは分かっていましたが、1度整理したくて記事にしてみました。

\ この記事はこんな人におすすめ /
  • 日本と世界のオーガニックマークについて知りたい人
  • 各オーガニックマークについての詳細が分かる参考サイトが知りたい人
Contents

日本のオーガニック認証マーク

有機JASマーク

有機JAS

認証機関農林水産省
基準など【有機農作物】
・堆肥等による土作りを行い、播種・植付け前2年以上及び栽培中に(多年生作物の場合は収穫前3年以上)、
原則として化学的肥料及び農薬は使用しないこと
・遺伝子組み換え種苗は使用しないこと
【有機畜産物】
・飼料は主に有機飼料を与えること
・野外への放牧などストレスを与えずに飼育すること
・抗生物質等を病気の予防目的で使用しないこと
・遺伝子組換え技術を使用しないこと

引用元:有機食品の検査認証制度について(PDF)
参考サイト農林水産省 有機食品の検査認証制度

有機食品の同等性とは? 

ユーロリーフと有機JAS

外国のパッケージに有機JASが表示されてたり、有機JASと外国のオーガニックマークと併用されているのを見たことがあるんだけど、それってどうゆうこと??

筆者

農林水産省が日本の有機JASの制度と同等性がある制度を持っていると認めた国の製品は日本の有機製品と同等のものとして扱うことができるみたいだよ。

だから輸入っぽい商品に有機JASがついていたり、マークが併記されていることがあるみたい。

じゃあ、同等性があるって認められた国のオーガニックマークがついていたら、有機JASと同じくらいの水準だって考えても良さそうだね!

同等性を認められた国は下記の通りです。

JAS制度と同等の制度を有する国・地域(令和2年7月現在)


有機農産物、有機畜産物及び有機加工食品について日本農林規格による格
付の制度と同等の水準にあると認められる格付の制度を有している国・地域


アメリカ合衆国、オーストラリア、カナダ、スイス


有機農産物及び有機農産物加工食品について日本農林規格による格付の制
度と同等の水準にあると認められる格付の制度を有している国・地域


アルゼンチン、ニュージーランド、欧州連合の加盟国、台湾※


※ 台湾との間では、公益財団法人日本台湾交流協会と台湾日本関係協会との間の民間取
決めを踏まえ、日台双方の関係当局が日台の制度を同等と認め、相手側の有機認証品を自
国・地域の有機認証品として取り扱うこととしたもの。


【参考】欧州連合の加盟国
アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、
クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、
ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポ
ルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク

引用元:https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/pdf/equiv_country.pdf

世界のオーガニックマークまとめ

google翻訳で基準などをおおまかに読んでみると、農作物では農薬や肥料、遺伝子組み換えを禁止または制限していたり、有機畜産物については飼料や与える薬について制限があるようでした。

筆者

情報が外国語でgoogle翻訳しても分からないところがあったので、細かいことは記載していません。

詳細は参考サイトなどを確認してみてください。

USDA ORGANIC(アメリカ)

USDA ORGANIC

USDAは認証機関であるアメリカ合衆国農務省(United States Department of Agriculture)の略。

参考サイト

National Organic Program(アメリカ農務省/オーガニックプログラム)

ユーロリーフ(EU 欧州連合)

ユーロリーフ

EUの有機農業の規則への準拠が保証された農作物・畜産物、製品であることを表します。

製品については95%以上の有機成分が含まれている場合にのみ認証マークを使用でき、さらに残りの5%についても厳しい条件をクリアする必要があります。

参考サイト

https://ec.europa.eu/info/food-farming-fisheries/farming/organic-farming_en(EUの有機農業について)

AB(フランス)

ABは「agriculture biologique(有機農業)」の略。

フランス農業省が認定したものに使用されます。

EUのユーロリーフと同様に、100%有機であるか加工製品の場合は少なくとも95%の有機農産物を含む製品を表します。

1年ごとの抜き打ち検査があります。

参考サイト

Agence BIO(フランスの有機農業の発展と促進のための機関)

Bio(ドイツ)

BIO

EUの有機農業法を満たしていて、ドイツで承認された有機管理機関で認証を受けた団体が使用できます。

参考サイト

https://www.oekolandbau.de/(連邦農業食品庁)

COR(カナダ)

COR

CORはCanada Organic Regime(カナダの有機体制)の略。

95%以上が有機原料であることと、カナダの有機の基準を満たした製品のみで使用できます。

カナダ食品検査庁認定の認証機関をを通してこのマークの取得できます。

参考サイト

https://www.inspection.gc.ca/eng/1297964599443/1297965645317(カナダ食品検査庁)

ACO(オーストラリア)

ACO

ACOはAustralian Certified Organic(オーストラリアのオーガニック認証)の略。

認証機関はオーストラリアの農業水資源省によって承認されたACO Certification Ltd。

オーストラリア最大の有機およびバイオダイナミック農法の認証機関です。

このロゴマークはBud(つぼみ)ロゴと呼ばれ、厳しいACO基準を満たした製品に使用されます。

参考サイト

https://www.agriculture.gov.au/about/contact/phone/approved-certifying-organisations#aco-certification-ltd-aco(オーストラリア農業水資源省)

https://aco.net.au/Default.aspx(ACO Certification Ltd)

さいごに

今回は良く見かけるオーガニックマークについてまとめてみました。

調べていると見たことのないマークもあったので、また買い物していて見つけたら追記していきたいと思います。

意識して見てみると、今まで気が付かなかったマークもありそう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事がお買い物の際のお役に立てたら嬉しいです。


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