こんにちは。料理が好きな2児の母さなです。
木のまな板を使い始めてもうすぐ5ヶ月。
5ヶ月間ほぼ毎日使用しています。
木のまな板を使う前はお手入れが面倒なイメージがありましたが、そこまで大変ではありませんでした。
切り心地が良くてもっと早く使えばよかったと思っています。
木のまな板買ったきっかけと購入品
木のまな板を買ったきっかけ
木のまな板を購入する少し前、ディスポーザーがついている家に引っ越しました。
ディスポーサーの説明書を見ると、漂白剤を流すのはNGとのこと。
当時はプラスチックのまな板を使用し、3日に1回くらい漂白剤を使ってお手入れをしていました。
大きいジップロックに入れて漂白後、洗面台まで持っていって軽く流し、キッチンに戻ってくるのが地味に面倒。。。
なので、漂白しなくても汚れが気にならないまな板はないかなと探し始めたのがきっかけです。
購入したのは『woodpecker いちょうの木のまな板』
そんなきっかけで出合ったwoodpeckerさんのまな板。
いちょうの木の1枚板でできています。
少し高いですが削り直しもできるということなので、長く使っていくつもりで思いきりました。
早速届いた箱を開けると木のいい香りとすべすべの触り心地にほっこり。
このなんとも言えない曲線のやさしい形が気に入っています。
香りは使用するうちに薄くなって、今はほとんどしなくなりました。
いい香りだったので少し残念。
まな板には木をそのまま切り出した1枚板と木を張り合わせた合板があります。
耐久性があるのはやはり一枚板。ただ一般的に合板に比べると高価です。
私が購入したサイズは3大。
サイズや形が色々で曲線がキレイな他の形もあるので、興味のある方は下記をチェックしてみてください。
木のまな板の使い心地とお手入れ方法
使い心地
食材を切ってみてすぐにプラスチックのまな板との違いを実感しました。
私の包丁の使い方が良くないのか、プラスチックのものを使うと時々ギリッという包丁の歯とまな板が噛み合ってない感触がありました。
木のまな板ではそれが全くありません。
手に伝わる衝撃がプラスチックのまな板に比べて柔らかくて心地いい。
たくさん切りたくなります。
プロの料理人で木のまな板を愛用する方が多いのも納得です。
使う時のコツ
木のまな板は使う時のひと手間や工夫でキレイな状態を保てると言われています。
うちで実践しているのは下の4つ。
- 使用前に水で濡らす
- 調理中はこまめに水で流す
- ニオイや色が移りにくい食材から切る
- 肉・魚・油っぽいものは別のまな板を使う
【1】使用前に水で濡らす
白木のまな板はそのままではニオイ移りや色移りしやすい状態です。
なので使用前には必ず水で濡らし、軽く切るか拭き取って使用します。
【2】調理中はこまめに水で流す
アクが強いものや、ほうれん草やにんじん、かぼちゃ、いちごなど色がつきやすい食材、生姜やニンニクなどのニオイがつきやすい食材を切った後はすぐに水で流すようにするとニオイ移りや色移りを防ぐことができます。
【3】ニオイや色が移りにくい食材から切る
【2】で書いた通りこまめに洗い流すのが1番いいと思いますが、何度も洗い流すのは面倒なので、上記のような色やニオイがつきやすそうな食材は後に切るようにしています。
【4】肉・魚・油っぽいものは別のまな板を使う
もちろん木のまな板でも肉・魚・油っぽい物を切ることはできます。
順番に気をつければいいのかもしれませんが、肉・魚を切るのは衛生面やニオイ移りが気になるのでうちではまな板を分けています。
また、焼いたばかりのチヂミをこのまな板で切ったら濡らしていてもうっすら油染みに。
それからは、油っぽいものもまな板を分けています。
使っているのはエピキュリアンのこちら
【1】〜【4】を気をつけても色移りや油染みができてしまうこともありました。
その日は洗っても落ちなくて、少しショックでしたが何日か使用しているうちにだんだん薄くなって、気がついたらなくなっています。
チヂミの油染みもしばらく経つとなくなったので、少し汚れても気にしなくて大丈夫◎!
お手入れ方法
使い終わったら、たわしでゴシゴシと水洗いし風通しがよく直射日光の当たらない場所で乾燥させます。
うちでは野菜やフルーツを切る時にしか使わないので、洗剤は必要以上に使用しないようにしています。
野菜の土などがついてしまった時などは食器用洗剤で洗います。
ネットでは重曹や塩、レモン、熱湯などを使用するというお手入れ方法も見かけるので、購入したまな板に合った方法でお手入れしてくださいね。
肉・魚などのタンパク質を切った時は、お湯じゃなくて水とたわしで汚れを落とすと◎。
お湯だとタンパク質が固まって落ちにくくなるみたいだだよ!
【追記】
この記事を書いてから少しして黒カビができてしまいました。
ヤスリがけをしてカビを落とし、今では使った後は最後に洗剤で洗って拭き、パストリーゼをスプレーしています。
下記に詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
また、プラスチックのまな板ではOKでも木のまな板では基本的にはNGなお手入れ方法があります。
それがこちら↓。
- 漂白剤を使う
- 食洗機に入れる
- 直射日光に当てる
濡れた状態のものを急激に乾燥させると反りや割れの原因になるそうです。
そうとは知らずに、使い始めの頃に日の当たるベランダで乾燥させたら細かいヒビが入りました。
これから木のまな板を使おうと思っている方は要注意です!
食洗機が使える木製まな板もあるみたいだから、
気になる人は調べてみてね。
木のまな板は衛生的にどうなの?
木製のものを使用する前はプラスチックの方が衛生的なイメージがありました。
気になったのでネットで調べてみると、木のまな板とプラスチックのまな板の表面の雑菌数にはほとんど違いがないという記事もありました。
プラスチックのまな板は抗菌加工がされているものが多いですが、木のまな板は材質にもよりますが木自体が抗菌作用を持っているものがあります。
木かプラスチックかよりも使用後綺麗に洗ってよく乾燥させる方が大切なんだね!
また、木のまな板はだんだんと黒ずんでいくことがあります。
商品到着時に同梱されていた冊子のQ&Aに下記のような記載がありました。
Q 黒ずみができてしまいました。凹みも気になります。
A 専門機関で検査した結果、いずれも人体に害のないものであると結果が出ておりますので、その点はご安心ください。まな板の表面の削り直し・修理のご依頼は随時承っております。
引用:商品に同梱されていた冊子より
うちでは約5ヶ月使用して、側面が少し黒ずんできました。
でもまだそんなに気になるほどではありません。
なので、黒ずみが気になるようになるのは年単位使用してからなのかなという印象です。
木のまな板に使われる木の種類と特長
木のまな板はどれも刃あたりが良く、包丁や使う人にやさしい切り心地が特長。
その他の特長を下に簡単にまとめましたので、よかったら参考にしてください。
ひのき
耐久性・耐水性・防虫作用・抗菌作用に優れています。
青森ヒバ
抗菌効果のあるヒノキチオールを多く含みます。
希少性があり高価な場合も。
いちょう
油分を適度に含んでいるので、水はじきが良い。
復元性が高いと言われています。
刃あたりが特によく、料理人で愛用する人も多い。
桐
軽く乾燥しやすい。
他の材よりも柔らかいため、傷がつきやすい側面があります。
それぞれ特有の香りがあるよ。
苦手な香りがある時は、香りにも注意してね!
【まとめ】木のまな板のメリット・デメリット
この記事のまとめとして実際に使ってみたメリット・デメリットを書いていきます。
メリット
- 切り心地がいい
- 包丁の刃の切れ味が落ちにくい
- 香りがいい(使用するうちに薄くなっていきます)
- 食材が滑りにくい
- 削り直しなどをしながら長く使える
プラスチックのまな板を使っていた時は、使い心地というのを意識したことがなかったのですが、木のまな板を使ってみるとその違いに驚きました。
とにかく切りやすくて包丁を持つ手に負担が少ない。
そしてまな板が適度に食材の水分を吸収してくれているようで、洗い立ての野菜を切る時も食材が滑らず切りやすいです。
削り直しなどお手入れをすることで長く使えるのも愛着がわいていいなと思っています。
※ものによっては削り直しできないそうなので、気になる商品の詳細を良く確認してください。
デメリット
- お手入れに気を遣う
- ものによっては重い
- 全体的に価格が高い
衛生面では意外とプラスチックのものと変わらないのですが、お手入れ方法を選びます。
しっかり乾燥させないとカビや黒ずみの原因になったり何かと気を遣います。
また、素材やサイズにもよりますが我が家のいちょうの木のまな板は重さがあります。
その重さのおかげで安定感があって食材を切りやすいといういい面もありますが、洗うのは少し大変。
なのでちょっとだけ何か切りたい時は上で紹介したエピキュリアンのカッティングボードを使っています。
メンテナンスをすれば長く使えるとはいえ、価格が高いのもデメリットかなと思います。
さいごに
お手入れや価格の面でのデメリットをふまえても、私はプラスチックのまな板よりも木のまな板の方が好きです。
トントンと響くいい音とやさしい使い心地、いい香り。
もともと好きだった料理の時間がもっと好きになりました。
この記事が木のまな板が気になっている方のお役に立てれば嬉しいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。